療養型病棟や訪問看護で腕を磨く

医師の求人はやはり東京に集中しています。
多くの大学病院のほか私立の総合病院や公立病院、研究所が軒を並べているからです。先端医療の拠点でもあり医療技術の国際交流も盛んに行なわれています。大学の付属病院では医学部で6年の学習を終了した人たちが主に外来や病棟で診察に当たっていますが外部からの医師も病院の医療に参加して患者救済や医療技術の発展に貢献しています。大学病院では出世競争もいまだに公然と行なわれています。従って若手の医師はどこの門下に入るかによってその後の待遇も大幅に決まってしまいます。先端技術を駆使しながら人間臭い古い制度が残っているのもまた大学病院の特徴でもあります。

民間の大手総合病院には出身大学の系列は残しながらも優秀な医師が診察、研究に当たっています。最近は電子カルテの普及に伴って何時間も待たされてたあげく数分の診察しかしてもらえないようなデメリットも病院によっては解消されつつあり予約時間に行けばゆっくり診てもらえる傾向が定着しつつあります。また入院中の患者については退院後も地域の医療施設や介護施設と連携してスムースな医療サービスを受けることができるようになって来ました。

現在は医師の転職に関してもたくさんのサイトがあり求人を選ぶことができます。医師の転職に関してもたくさんのサイトがあり求人を選ぶことができます。常勤からアルバイトまで報酬も考慮に入れて専任の担当者が親身に面倒を見てくれます。転職するからにはさまざまな事情があることと思いますが転職エージェントは良しあしを見極めより良い環境のもとで働けるようにしたいものです。

医師は、遅かれ早かれ開業を目指すと思います。開業医は訪問診療の在宅医療に着手しないと医療報酬を十分得られない仕組みになってきています。そのため訪問看護ステーションやヘルパーステーションを法人として立ち上げています。クリニックと訪問看護ステーションで同時に受け持つことがありませんが、異動で外来から訪問へ移ることは多々あります。医師は主治医という役割で訪問看護を指示しますが、これが新人ではなんとも、看護師よりも知識がないので難しいのです。転職を繰り替えす医師も同じ。得意分野以外での知識はベテラン看護師さんには適いません。訪問看護はいわゆる介護知識も必要。看護も介護も看護師との連携なくてして進まないのです。

ベテラン看護師のおかで、在宅医療が充実しているんです。医師は、転職を繰り返すのであれば、一度しっかり在宅医療に腰をすえてみてはどうかと思います。